実は、車両系エンジニアだったりするフェルです。
内装について、いろいろ目に付く箇所が出てきました。サスペンションが硬い為か、すでに内装に異音が出ている箇所があります。
劣化が始まってる?笑
一番気になるのは、ナビのベゼルと本体の間でスリップ音(キュキュする擦れ音)が出ています。おそらく、ナビユニットが少し傾いて付いているか、インパネの取り付け及び本体のバラツキの影響と思います。
※これは0.5以下の微妙なズレに依ります。
ベゼルはインパネ側の枠に埋まっている為、
ナビユニットとインパネの影響を受け、捻れが発生し、ナビユニットと干渉し異音を出していると思われます。
インパネwithナビユニットの場合、相性の悪いナビが存在します。
何故かというと・・・
ナビ本体の寸法公差とインパネ側の寸法公差を積み上げた場合、干渉するモードが在り得る訳です。DOPは一般の規格品で、独自の寸法公差で完成されています。
それとは異なりMOPは自動車部品として公差を求められる事になります。
合致しない場合は、公差を詰めたり、形状を見直す等の措置が行われます。
結果としてMOPなら綺麗に取り付くし、DOPもちゃんと取り付くけど、時には・・。
となります。
で、異音対策ですが・・。
異音は、合わせ面にただ貼りものを(フェルト等)貼れば良い訳ではありません。
干渉させれば、変形を起こし、別の箇所で異音が発生する事も考えられます。
本来は設計段階から、異音の懸念場所はフェルトでは無く、形状や構造で防止します。
どうしてもフェルトを貼る場所はバラツキを考慮して潰れを見込んでおきます。
分解すれば判りますが、出来てないメーカーも多いです。
ちょっと、熱く語ってしまいました。
静穏化したい訳ではありませんが、異音は潰して行こうと思います。
後々、対処方法を紹介します。おたのしみに。