ヴィッツGRにはザックスのダンパーが装着されています。良いサスペンションとはいえ純正品なので、コストダウンが図られた廉価品かなと思っていました。
でも、運転してみると、
このザックスダンパーの動き出しは良く減衰もしっかりしています。
それなりに部品精度が高そうです。動きにぎこちなさもありません。
社外のサスペンションは、速い突き上げに着いて行けず突っ張ってしまって、遅い動きには減衰が維持出来ずダラーっとストロークする様なものが多い様に感じます。
過去、競技用のサスペンションを作ってもらった物と動きが似ています。
バネレートは何倍も違いますが、動きの雰囲気は全く同じです。
これは安物の足ではありません。
このサスペンションですが、部品としてディーラーで注文出来る部品です。
交換された方の記事では、GsのヴィッツにGR専用のザックス を入れたとの事でした。
お値段はなんと約26万円!交換工賃が含まれていたとしても、結構いい値段ですね。
まぁ、そのくらいの値段もありえるなというサスペンションです。
その方の話では性能はしっかりと出ている様で、ご満足されているとのことでした。
旧RS等でもNCP131型のヴィッツであれば流用が出来そうなので、流用の候補にしても良いかもしれません。
なんせトヨタ純正採用される足回りなので、耐久性は折り紙付きです。
トヨタの純正品は、耐久性に関する規定がありサスペンションは5年及び10万キロ保障となっています。取り寄せした部品が同様の保証となるかは不明ですが、耐久性は高いのです。
ザックスがあまりにも良いので、ヴィッツGRをご検討の方なら、”GR”を選んだ方が良いと思いますよ。
価格を比較すると・・・
ザックスダンパー装備のヴィッツGRとGRスポーツの価格差が約30万円です。
ここに、スマートエントリーや、17インチタイヤ、LSD、専用加飾(LEDビーム)、
リアフォグ、ボデー補強ブレース等が標準で装備されます。
オートエアコンとかも付くのかな。
ヴィッツGRスポーツを安く買って改造するくらいなら、もう少し頑張ってGRを買った方がかなりお得かなと思います。
サスペンションだけ言えば、メーカーがお金を掛けてセッティングを出しています。
吊るしのサスペンションキットでは実現しない乗り味です。
これが”GR”かーというのを一度、体験してみてください。