新型ヴィッツ改めヤリスのエンジンってどうなの?
現行ヴィッツGRは1.5Lの1NZ-FE109psでしたのでパワー不足というか、湧き出るようなパワー感があるという車ではありませんでした。
ヤリスGRでは、
余裕の加速を見せて欲しい・・
などと思ってしまいます。
ヤリスでも1.5Lが設定されています。
3気筒化される様で、直噴化とバルブ挟角の拡大が行われている様です。
まず、3気筒化のメリットは、動力性能の向上が見込まれます。1気筒当たりの排気量が増える為、一回の爆発力が高く、蹴りだす力が強くなります。その代わり、デメリットとして蹴りだしが強くなった上に、爆発間隔が広くなる為、振動が大きくなります。
バランスシャフトでも付くのかもしれません。
または、エンジンマウントの工夫で凌ぐのかもしれませんね。
あと、バルブ挟角の拡大が行われている事に注目です。
1NZでは、バルブ挟角はかなり狭くされていました。これは、燃焼室が小さく出来る為、高効率エンジンに必要な構造でした。反対に高出力化にはバルブ挟角が広い方が有利でした。多くの空気を取り込む為、バルブを大きくする必要がある為です。
今回のヤリスは、直噴化と合わせて、バルブ挟角が拡大されている様です。
つまり、バルブが大型化され、空気を多く取り込める構造となったと思われます。
多少は出力アップが期待出来そうです。
とはいえ、ヤリスGRは1.5Lターボエンジンを搭載する等、一般グレードとの差別化を明確にして欲しいなと思います。MTを積めばスポーツというのは、どうかなと思います。