今回、愛知県西尾市へドライブしてきました。
目的地は西尾城です。
西尾市は抹茶の産地で、全国で京都に次ぐ生産量を誇ります。
抹茶好きには外せないスポットです。
その中心に位置するのが、西尾市歴史公園です。
本丸丑寅櫓、二の丸丑寅櫓、二の丸の表門が復元されており、
天守閣は天守台まで復元されいます。今後、楼閣も復元予定もある様です。
この西尾市歴史公園ですが、園内には旧近衛家の茶室が移築されています。
ここで、西尾の抹茶を頂く事ができます。一服450円。
西尾市で作られる季節の和菓子が付きます。
夏は冷やし抹茶を選ぶ事が出来ます。
いずれも、口直しのほうじ茶がセットになっています。
あと、裏メニューという程ではありませんが、
係の人に金茶碗でお願いしますというと、金色の茶碗で抹茶が頂けます。
外側も内側も金色です。
櫓を見ながら、お殿様気分でお茶を頂く事が出来ます。
お茶を一服頂いたら、城内を散策してみては如何でしょうか?
茶室から見えた櫓にも自由に入る事が出来ます。
土足厳禁ですので、スリッパに履き替えてお楽しみください。
その櫓のすぐ下には、御剱八幡宮が鎮座しています。
実は、刀剣乱舞と西尾城は深い繋がりがあったりします。
この八幡宮には、髭切という刀が奉納されたという伝承があります。
西尾城がこの御剱八幡宮を中心に据えて築城されている点も面白い所です。
本物は京都の北野八幡宮に所蔵されている事になっていますが、
銘が改竄されている等、不審な点が無い訳でもありません。
髭切については、諸説あるので調べてみてください。
その為、西尾城の天守閣は中心からずれた、隅に建てられています。
ちょっと変わったお城だった事は確かです。
そのお城から、少し離れた所に、尚古荘という庭園があります。
明治頃作られた庭園だそうで、茶室と大広間のある建物(30畳の広間あり)、東屋等が配置されており、趣がある庭園になっています。
隣には抹茶をテーマにした古民家カフェがあり、購入したものを尚古荘で頂くことも可能です。裏口が庭園と繋がっています。
最近は、この庭園、茶室でコスプレの撮影をされている方々を散見します。
刀剣乱舞の影響は多大です(笑)
そんな、抹茶がおいしくて、お城があって、伝説も面白い西尾、
お気に入りの場所です。
※西尾市歴史公園、尚古荘は無料で入れます。駐車場も無料です。お得!