実は、運転講習の際に、ヴィッツGRMNを試乗してきました。
公道ではなく、特設会場の広場での試乗となります。
写真が無くてすみません・・・。
乗り込んでみると、シートのホールド感が流石GRMNです。いい感じでやる気にさせます。程よい硬さで座り心地は上々です。
重たいと言われていたクラッチですが、思った程ではありません。
確かに、クラッチは重いですが、クラッチミートは広く扱い易くなっていますので、
半クラッチから、いきなりドンと繋がる事はありません。
それでも、渋滞は辛そうかなと思いますが・・。
ニュートラルから1速へ入れてみると、ストロークは短く、クイックでカッチっとしたタッチです。
ギアの入りはオーリスRSとフィーリングは近い感じです。
同じミッションを使ってる?
シンクロの容量がヴィッツGRとは雲泥の差ですね。
引っ掛かる感触は無く、良く入ります。
ヴィッツは良く引っ掛かります。
それでは、アクセルを踏んでみます。折角なので、全開で。
1速、2速はすぐレブリミットに当たってしまいます。
吹け上がりが想像以上に鋭いんです。
思わず数回レブらせてしまいました笑
試乗場所の関係もあり、今回は3速まで全開に出来ませんでした。
加速が半端ないです。
トラクションは良く掛かり、思った以上に直進性も良く、トルクステアーも少ないので、じゃじゃ馬な雰囲気はありませんでした。
パワーがアクセルにリニアに追従するので、普通に踏めば大人しく走ります。これなら、普段乗りにも十分対応出来ると思います。
急制動も試してみましたが、ちょっと慣性重量を感じます。
パットが温まって無いからかもしれませんが、絶対的な制動力はヴィッツGRの方が上です。車両重量の違いですね。
でも、制動力が弱いという事ではありません。
コントロール性が良く、強力なストッピングパワーでしっかり車速を落としてくれます。
ヴィッツGRと比較すると、圧倒的なパワーと剛性。そして、安心して踏めるブレーキタッチ。
別次元の車でした。
車両価格400万と言われて高いと言われていますが、納得のパフォーマンスです。
スポーツ走行をそれなりに経験されている方なら、この性能がどんなものかお判りになるはずです。高い次元でのバランスがすごい。
チューニングカーでは到達しないであろう車です。
今回、公道では無く、
特設会場だったので全開性能を少し味わえたので、良かったです。
公道試乗だったら、全開には出来ませんし、急制動もできません。
ああ、パワーあるなって位に思うだけだったと思います。
ほんと、
夢がある車です。
いい経験でした。