ヴィッツGRスポーツ”GR”ってどうなの?

ヴィッツGRスポーツ”GR”の購入を決めたフェルさんのお話です。

トヨタが一番の理由

一応言っておきます。

自分は一応、技術者の端くれですので、好き嫌いの問題という話では無く、

トヨタは良くやってるよって話です。

 

出来栄え。そういう意味で言えば、

トヨタ自動車を超える自動車メーカーは無いです。

いまの所。

事実、他のメーカーが考え及ばない所にまで気を使って車を作っています。

予算や時間が許す限り改善してます。

 

その最たる所が、サイマルテニアス・エンジニアリングの推進です。

この活動は、設計初期段階から行われます。

 

このサイマルテニアス・エンジニアリングは、部品の造り込みを行う事です。

トヨタでは車両開発の初期段階から開始されます。

●その設計で安定して部品はつくれますか?

すごい絶妙な設計でも、製造の難易度が高いと再現できない。もしくは、部品の個数を確保できない。

●ASSYは容易にできるか?

例えば左右共通部品にする検討や、誤組付け防止形状の織り込み等。

●部品に触れてケガをしないか?

ユーザーや組立作業者が部品に触れてケガをしない様にコーティングを施したり、カバーを設定するなど危害性へのケアー。

●ロバスト性は確保できているか?

部品は各バラツキをもっています。これにより、部品が影響を受けると最後には組めない部品が出て来ます。また、意匠が崩れます。

 

これを行う為には、設計部署~製造ライン、生産技術部署、品質管理部署等々が一丸となって業務を行います。

他社車を分解すると判る事ですが、トヨタ車は設計的に良く出来ています。

 

トヨタ車がぱっと見安っぽい様に見えたとしても、高級そうなあの車の設計は実は十分では無く、耐久性への配慮が足りていないかもしれません。

とある部品はロバスト性が考慮されていない為、無理に曲げて組付けされている・・。時間が経てば、部品が脱落したり、カタカタ音をだしたり問題が出て来る可能性も。

 

まぁ・・・車両を分解してみれば、流石にどのメーカーが洗練されているか分かると思いますが。

 

車に詳しいという人でも、車両系のエンジニアではない方が多いので製造物としての理論は良く判っていない人が多い様に思います。雑誌の受け売りやネットの書き込みが主なソースと思われます。

そこは良い物と好きな物は区別して欲しいと思います。

だから、広告主に有利な記事を鵜呑みにして、信じちゃうのかなと思う。

良い物=自分が好きな物

 

でも、残念だけど

トヨタが国内で技術力№1

追随できるメーカー無し。

作れない訳じゃなく、あえて作らない。技術が無いんじゃなくて、使わない。

 

会社の売り上げに影響がある技術なら、同等の技術を早急に開発し投入してきます。

ホンダストリームという車が登場した時のトヨタの反応は参考になります。